NTTドコモの発表によるとiモード対応のフィーチャーフォン(ガラ携)が2016年内で出荷を終了し在庫限りで販売終了となるようです。今後はフィーチャーフォン(ガラ携)のSPモード対応モデルが販売されるようです。
フィーチャーフォン(ガラ携)の提供終了ではない
内容を見る限り、フィーチャーフォン(ガラ携)が無くなるのではなく、現在iモード端末となるフィーチャーフォン(ガラ携)の部材の一部がメーカーでの生産が終了していて部材調達リスクを減らすためとのことです。
恐らくですが、iモード端末の通信モジュールを供給しているメーカーがiモード用のモジュール生産を終了したのではないかと思います。スマホの普及によりiモード携帯電話=フィーチャーフォン(ガラ携)は販売数が減少している生産も生産のための部材も供給が少なくなるのは必然です。
私がiモードの携帯電話を手にしたのは2000年頃。今もiモード携帯を愛用しています(理由はいろいろですが・・)そんな既存ユーザーが心配しているのはiモードのサービス終了ですよね。NTTドコモの発表ではiモードのサービスは継続されるそうなのですが、SPモードとの関係もあり恐らく何年後かにはサービスを終了するでしょうね。
発表にはiモード対応「らくらくホン」についても触れられていて当面は出荷が継続されるそうです
iモードの歴史は1999年2月サービス開始してもう20年近いサービス提供提供期間でありインターネット時代を考えるとここまで長いサービス提供を継続しているサービスは少ないと思う。それまでショートメールなどしかコミュニケーションツールが無かった携帯電話に双方向と言われるようなサービス提供しネットバンキング・ネット閲覧もできることは当時は画期的でした。その頃の私はとあるデータセンター(コンピュータが数千台並ぶような場所)に勤務しており担当していた銀行のネットバンキングは早々にiモードに対応したことを覚えている。爆発的な普及にiモードのシステムが悲鳴を上げて利用不能や繋がりにくいトラブルが頻発したのを覚えている。そもそものサービスの利用想定が低かったことに起因していると思われるが、これまでにないサービスを提供するのだからサイジングできないしサービス利用者の増加も予測できないからなぁ
もしかしたら、最後のiモード対応携帯となるかもしれないフィーチャーフォン(ガラ携)がパナソニックからNTTドコモに納入が開始されたとニュースもあります。
携帯電話に求められる機能・性能を追求したモデルで通話とメールそして使いやすさにこだわった製品となっているそうです。
私のフィーチャーフォン(ガラ携)はドコモさんの「ケータイ補償 お届けサービス」を利用していて2年周期に旧モデルではありますが新品(回収品)に交換してもらっています。そのサービスも今後継続してくれるのか心配ではあります。今後も注視していきます。