子供の頃に朝起きると温かいお味噌汁とお茶碗に麦入りの白いお米 焼き鮭 漬物という質素な朝食 今思えば、とても贅沢な朝食だった。母親は6時前に起床しお味噌汁や焼き魚の準備をして6時半過ぎには食卓に朝食を並べてくれた。
そんな毎日を繰り返し二十歳まで私を育ててくれた。自分が親になってから気がつくけど、本当に大変だったと思う。
今日は美味しい干物を提供してくれる博多のお店を紹介します。すいませんが博多のお店には行ったことありません。
きっかけは、とある住宅会社さんのイベントで「おだし教室」という企画があり、気になって見てみると博多の老舗 海産物問屋 三徳の三代目がおだしの取り方と活用方法を教えてくれる勉強会で、前回好評で2回目の開催だとか、おだしって聞くと簡単にダシを効かせることができる調味料を思い出すけど、ワカメやニボシなど昔から日本人が親しんできた物を使うことの重要性を教えてくれる。
日本人として残したい文化ですよね。
その博多の老舗 海産物問屋 三徳が、たまたま立ち寄った日本橋の高島屋で干物や海産物を販売していたのです。記憶に残っていたのか?博多の老舗 海産物問屋 三徳でおだし教室の写真に載っていた三代目が実際に販売を行なっていたからでしょうか?
http://asagohan.santoku-net.co.jp/
突然ですが、子供の舌はウソをつきませんよね。美味しいものは「おいしい!!」美味しくないものは「おいしくない、、」と 大人は銘柄や価格などを基準に舌ではなく価値として食す事が多いけど子供達は親が与えるものの値段や産地などわからない。なんの情報もない そんな子供達は正直です。
我が家の子供達と魚好きの義母へ三徳さんの「博多ひとしお」を購入。
冷凍の真空パックは焼く前に自然解凍してグリルで焼くだけです。 魚好きな義母は「やさしい味がするね」と私も食べてみると塩がとんがっていない。本当にやさしい。子供達も進んで食べないので「美味しいよ」と口元へ運び食べさせる。
私が「美味しい?」と聞くと
子供が「お魚ちょうだい!!」と
お代わりで分かります。「美味しいんです」
2枚のアジは子供達がほとんど食べてしまいました。
それから、博多までは行けなくても催事で日本橋の高島屋で販売される際は欠かさず購入している。
そうそう博多弁で大きな声で販売しているのが印象的な三徳の三代目は女性で2人の母でもある。父から引き継いだ老舗を引き継いでいる。
お店の紹介の一文を
「心和らぐ優しいおだしの味わいを子供達に知ってもらいたい。そんな気持ちで海産物問屋を続けています。」
ですね。やっぱり だしって重要ですよね 塩多めや濃い味付けではなくダシを効かせた料理は優しいんですよ。