まだまだ現役 古いノートPCにWindows8をインストールしてReadyBoostで高速化を試す そして擬人化も

パソコンの寿命は5年と言われています。頻繁に使うスマホは2年と考えていますが

ここにリタイヤして余生を謳歌しているノートPCがある レッツ君-Let’snote W5シリーズ(12.1型XGA液晶・光学式ドライブ内蔵)だ

letsnotew5

CF-W5LW8AXR Windows® XP Professional 正規版 CoreTM Solo U1400(1.20GHz・ULV)、メモリー:512MB(最大1.5GB)、HDD:60GB スーパーマルチドライブ、LAN、無線LAN 802.11a(J52/W52/W53)/b/g、USB2.0

とある事情から現場へ復帰してもらいたい思いレッツ君に現場復帰を嘆願した。レッツ君はなかなかディスプレイを縦には振ろうとしてくれなかったが説得の結果、復帰の条件として最新のOSへのバージョンアップと外出時以外は電圧が安定したした電源の確保とバッテリーの定期的なリフレッシュを要求してきた。
私はWindows8へのバージョンアップについては未知の領域だという事を熱心に説いたがレッツ君は譲らなかった。今思うとレッツ君自身も賭けだったに違いない。自分自身が存在感を生み出せるかは最新のなにかに対応していることだったのかもしれない。時代遅れのディスプレイ解像度と処理の力を超えるネットからのデータ受信・そして度重なる書き込みに悲鳴を上げるハードディスクと満身創痍の状態だがレッツ君にはハードワークを共に乗り越えた仲だ。やれることは全てやってあげよう。

レッツ君のリハビリ計画
1.Windows8Proへのバージョンアップ
2.Windows ReadyBoostの設定

Windows ReadyBoost
Windows ReadyBoost(ウィンドウズ レディブースト) は、Windows Vista、およびWindows 7、Windows 8の一機能。フラッシュメモリなどの外部メモリーを、ハードディスクドライブのキャッシュとして利用することで、ソフトウェアなどの読み込みを高速化する機能のこと

1.Windows8Proのバージョンアップ
実はWindows8へはバージョンアップ済みなんです
こちらの記事をご参照ください。Let’s Note W5にWindows8をインストール成功
letswin8

2.Windows ReadyBoostの設定

こちらの設定を行う。準備したのはUSBメモリー2GB、しかも「AWS Summit Toyo 2013」で粗品としてもらった物だったりします。がUSBメモリーには変わりありませんので・・・・
関連記事:AWS Summit Tokyo2013初日のランチ

関連記事:AWS Summit Tokyo2013最終日のランチ

手順は本当に簡単でUSBメモリーを認識されたら、USBが認識されたドライブを右クリックしてプロパティを選択するとReadyBoostの項目が現れるので、「このデバイスを使用する」にチェックを入れて再起動すればいいだけです。簡単すぎて効果があるのか わからなかったので「エクスペリエンス インデックス」を実行してReadyBoostなしReadyBoostありで比較してみました。
letsready
参考サイト:Windows8.1「エクスペリエンス インデックス」で性能スコアを測定 – PC設定のカルマ
基本スコア    SystemScore
メモリ    MemoreScore
プロセッサ    CpuScore
グラフィックス    GraphicsScore
ゲーム用グラフィックス    GamingScore
プライマリ ハードディスク    DiskScore
ReadyBoostなし
<WinSPR>
<SystemScore>2.3</SystemScore>
<MemoryScore>4.3</MemoryScore>
<CpuScore>2.3</CpuScore>
<CPUSubAggScore>2.7</CPUSubAggScore>
<VideoEncodeScore>2.9</VideoEncodeScore>
<GraphicsScore>2.5</GraphicsScore>
<Dx9SubScore>3</Dx9SubScore>
<Dx10SubScore>0</Dx10SubScore>
<GamingScore>3</GamingScore>
<StdDefPlaybackScore>TRUE</StdDefPlaybackScore>
<HighDefPlaybackScore>TRUE</HighDefPlaybackScore>
<DiskScore>4.4</DiskScore>
</WinSPR>

ReadyBoostあり
<WinSPR>
<SystemScore>2.5</SystemScore>
<MemoryScore>4.3</MemoryScore>
<CpuScore>2.6</CpuScore>
<CPUSubAggScore>3.1</CPUSubAggScore>
<VideoEncodeScore>2.9</VideoEncodeScore>
<GraphicsScore>2.5</GraphicsScore>
<Dx9SubScore>3</Dx9SubScore>
<Dx10SubScore>0</Dx10SubScore>
<GamingScore>3</GamingScore>
<StdDefPlaybackScore>TRUE</StdDefPlaybackScore>
<HighDefPlaybackScore>FALSE</HighDefPlaybackScore>
<DiskScore>4.4</DiskScore>
</WinSPR>

若干ではありますが、<SystemScore>が0.2ポイント上がりました。これは期待してもいいのか?と思いながら小休憩したレッツ君が立ち上がりました。まず立ち上がり(起動)が早くなった気がする。そしてデスクトップ画面からのソフト起動が早くなっている ほぉー これはビックリです 若干のストレスを感じていた操作が早くなっている。これは素晴らしいマイクロソフトさんもやるじゃないと思いました。

その後、レッツ君は電圧が安定した電源に接続しながらリハビリを行い、現場復帰することができました。
しかし、USBメモリーが刺さった状態が納得できないとレッツ君 早々にUSBメモリーからSDカードへの変更を要求してきたことは言うまでもありません。

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