新車のニュースで「トヨタ ランドクルーザプラドにディーゼルエンジン」と大きく報じられているが、何が注目なのか調べるところからお話は始まります。トヨタが「ディーゼルエンジン」を乗用車に搭載するのは実に8年ぶりのことらしいです(wikiで2007年7月廃止と記述されています)そこが大きなニュースのポイントみたいですね。しかも最後まで販売していたのが「ランドクルーザプラド」に搭載していた5L-E型 直4 3.0L DIESEL 95psと1KZ-TE型 直4 3.0L DIESEL 135psだったのです。
次に、ちょっと前のニュースを思い出してください。
トヨタとマツダ、業務提携に向け基本合意
-クルマの魅力を向上させるための具体的な協業の検討を開始-
トヨタとマツダ、業務提携に向け基本合意 | トヨタグローバルニュースルーム
業務提携の裏にはなにかあるの?私はこう見ました。
トヨタのガソリン・ディーゼルエンジンの燃費性能は他社と比べて良いわけではなくハイブリッド技術を活かすことで「燃費の良い」というイメージを先行させている。そこでガソリン・ディーゼルで高効率のエンジンを開発しているマツダの「スカイアクティブ」を流用したい狙いがあるのだろうと思います。(誰でもピンとくる内容ですね)マツダは世界でもっとも厳しい排ガス規制の日本で「ディーゼル車」の販売で成功した。そのディーゼル車はディーゼル先進国のヨーロッパでも高い評価を得ている。だからマツダ製のエンジンをトヨタ車に載せて販売したいのではないでしょうか?(簡単に言うと)「SKYACTIVE-D」がトヨタに搭載されることになるのか?
ディーゼルの話からトヨタとマツダの話になってしまいましたが、国内のディーゼル車と言えば 日産 エクストレイル
マツダ CX-3など
そして欧州の輸入車は
メルセデス・ベンツ、BMWが国内でも販売していますが、残念なのがAudiやVWなどが国内では販売されていない点です。詳しい方にお話を聞くと欧州排ガス規制基準EURO5とEURO6に対応した車種がラインナップされているがEURO5よりもEURO6が割高で、日本の排ガス規制はEURO6相当と考えると国内では割高な輸入車は敬遠されるかもしれませんね。
なぜ?ディーゼルなのか
燃費・トルク・燃料代(軽油)という組み合わせはハイブリッド先行の日本国内において唯一次世代の可能性を秘めているような気がします。ただ日本人のディーゼルに対するイメージは悪く、イメージを払拭するような活動が必要かもしれませんね。父親が長年ディーゼル車に乗っていましたが新しいクルマが買えずに乗り続けたのか?ディーゼル車が好きで乗り続けたのか?不明ですが、その当時のディーゼル車は振動もニオイも多く良いイメージはありませんでしたが、最近の試乗レビューなどを複数読むとほしくなります。まぁBMWのクリーンディーゼル2シリーズなら試乗できるかも・・・・・
最近のクルマ関係ニュースで嬉しかったのは
ホンダがS2000を復活させるかも?というニュースでした。話題の新型シビックTYPE-Rも尖った印象のクルマですが、復活するS2000は300PSあるというシビックTYPE-Rのエンジンをチューンして300PS以上で搭載するとかしないとか。また次期NSXと同じ仕組みでHVを搭載するとか ホンダがヤバい位に攻めに転じているのが印象的です。海外のクルマサイトではS660とNSXの中間に位置するのがS2000になりそうですとのこと。このあたりの情報をキャッチしたらアップします。