LinuxからWindowsの共有ファイルをマウント

忘れそうなのでメモしておきます
Windows上のファイルにLinuxからアクセスするには?
Red Hat Enterprise Linux Server release 5.3で
Windowsの共有ディレクトリをマウントする方法をメモっておきます
■samba-clientがインストールされているか
[RHEL5.3]$ rpm -qa | grep samba-
samba-3.0.28-0.el5.4
samba-common-3.0.28-0.el5.4
samba-client-3.0.28-0.el5.4
■Windowsサーバ側のフォルダを共有化
共有設定アクセス権の設定を行う
■コマンドでマウントしてみる
mount -t cifs //WindowsマシンのIPアドレス/フォルダ マウントポイント
[RHEL5.3]$mount -t cifs //192.168.0.100/mydoc /mnt/mydoc -o username=admin
Password:*********
この場合はマウント時にユーザ名のみを指定し、対話式でパスワード入力
[RHEL5.3]$df -k
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/cciss/c0d0p2 61029076 7860208 50018700 14% /
/dev/cciss/c0d0p1 252863 16959 222849 8% /boot
tmpfs 2074236 0 2074236 0% /dev/shm
//192.168.0.100/mydoc 40955020 15565460 25389560 39% /mnt/mydoc
マウントできました
■起動時に自動でマウントするように設定
[RHEL5.3 etc]$ vi /etc/fstab
LABEL=/1 / ext3 defaults 1 1
LABEL=/boot1 /boot ext3 defaults 1 2
tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0
devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0
sysfs /sys sysfs defaults 0 0
proc /proc proc defaults 0 0
LABEL=SW-cciss/c0d0p3 swap swap defaults 0 0
LABEL=SW-cciss/c0d0p6 swap swap defaults 0 0
LABEL=SW-cciss/c0d0p5 swap swap defaults 0 0
LABEL=SW-cciss/c0d0p7 swap swap defaults 0 0
//192.162.0.100/mydoc /mnt/mydoc cifs username=admin,password=*******
※パスワードが生なのでセキュリティ的には弱いのですが・・・・・検討事項として
再起動後に実際にマウントされているか確認を行う
もしくは mount -a で/etc/fstabに記述されたファイルシステムをマウントする
[RHEL5.3 etc]$ df -k
Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/cciss/c0d0p2 61029076 7862076 50016832 14% /
/dev/cciss/c0d0p1 252863 16959 222849 8% /boot
tmpfs 2074236 0 2074236 0% /dev/shm
//192.162.0.100/mydoc /mnt/mydoc cifs username=admin,password=*******
■お勉強
CIFSというのは?
CIFSとは、Windowsのファイル共有サービスで利用されているプロトコルの
「SMB」を拡張し、Windows以外のOSやアプリケーションソフトでも利用できる
よう仕様を公開したもの。
SMBはMicrosoft社独自のプロトコルで仕様も正式には公開されていなかったが
現在ではCIFSに統合されている。
CIFSはインターネットで標準的に利用されるTCP/IPを基盤としており
Windowsなど限られたOSでしか利用されていなかったNetBIOSは必要ではなくなっている。
CIFSを実装したファイル共有ソフトウェアはWindowsに内蔵されているが
UNIX系OS向けにも「Samba」というフリーソフトウェアがあり、Windowsの
ファイル共有機能を使ってアクセスできるようになっている。
マニュアル的なページ(Samba会)
http://www.samba.gr.jp/project/translation/3.0/htmldocs/mount.cifs.8.html

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