クラウドの偶然が生み出す 素晴らしい効果 データセンターが直クラウドとなる事実 AWSに代表されるクラウドは世界規模でコンピューティングという分野を席巻し、産業構造も変えてしまうような力を秘めている・・・ と「プロジェクトX」的な感じでスタートしましたが 面白い事例があったのでご紹介します
とはある データセンターを想像してください 都内にあるデータセンターは国内大手の通信会社の子会社が運営するデータセンターでホスティング・ハウジングなどの基本的なファシリティを提供しています。このデータセンターにサービスを提供するサーバー郡を集約しサービスを提供していましたが、会社からITコスト削減の指令を受けたシステム部門が一部サービスのクラウド化を計画 「ハイブリッドクラウド」ですね。本丸はデータセンターに残し外部(クラウド)のリソースを上手に使うことでコスト削減とサービス品質の向上を実現する 私もこの考えには賛成です で、「データセンターが直クラウド」なのか 頭の回転が早い方はすぐにわかったかもしれませんね 通常のハイブリットクラウドとは 「データセンター ←NW回線→ クラウド」のような感じで、既存データセンター設置機器とNW回線で接続されたクラウドが連携しながらサービスを提供する仕組み 簡単に言えばです しかし、あるデータセンターでは
「データセンター ←構内配線→ クラウド」となるのです。??? データセンターの運営をしている会社がクラウドを提供していて そのクラウド環境がデータセンターの別フロアで提供されているのです そのためデータセンター内でオンプレ環境とクラウド環境が同居し、サービスを提供することができるのです。
そして、「データセンター ←NW回線→ クラウド」の場合はNW回線費用が大きな負担となる場合があります。回線の冗長構成はもちろんですが帯域保証で月額○○万円 この費用を劇的に削減できクラウド環境を利用できる こんな素晴らしい事が現実的にあるのです 偶然にも同じデータセンターにクラウド環境があったという事が一番ではありますが、もしかすると
新しいクラウドの提供方法かもしれませんね 命名して いいですか 「クラウドデータセンター」
クラウド環境を提供する施設とデータセンターを提供する施設が同一の建屋にあること。またはその提供形態
プライベートとパブリッククラウド間を高速な構内配線で接続することができる仕組み データセンター事業の新しいビジネスモデルにならないですかね もしかすると他の会社さんでも提供されているかもしれませんね。