シングルマザー専用シェアハウスが古き良き日本の近所付き合いと重なる。入居者同士が支え合う相互関係と現代社会の問題

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先日、妻と子育てや戸建て建築(購入)・場所などについて言い合いになった。相変わらず嫁は強気に「目的が違うなら別々に暮らしていいんじゃないと」まぁそう思われても仕方ないですね。嫁の言う通りです。ハイ

タイトルにあるシングルマザーの現実をテレビドラマ化されて大きな反響があったが、根本的な問題の解決策はない。ドラマ的にはある意味ハッピーエンドだったが現実は違うだろうなぁ 子供が成人もしくは独り立ちするまでの期間は想像以上に長い 私も子供を育てる親である。
こんな記事を読んで改めて母子家庭の生活を考えさせられた
シングルマザー専用のシェアハウス。記事に登場する「子育てと仕事を両立するシェアハウス・ペアレンティングホーム」に詳細がありますのでご覧下さい。建築設計、保育園経営、シェアハウス運営、不動産のプロフェッショナルたちが集まってチームを組み『子育てと仕事を楽しく両立する住環境を整える』を目的にプロジェクトされているみたいです。
記事からシングルマザーの難しさは子供一人もしくは複数人の面倒を見なくてはならないことだ。簡単ではない 最近は夫の育児参加が増え喜久治休業を取得する方が増えている。(まだ少数です休業中の手当てなども問題がある) こんな話を聞いた育児休業を取得した夫の体重が減ったと、理由はストレス?いいえ 楽しんで育児をしていたと体験談を語っていましたのでストレスではないみたいです。ただ育児休業しているだけで中年の男の体重を減らすほどの体力が必要な育児。それを一人で 想像以上に過酷だと思う。
この「ペアレンティングホーム」では、同じ境遇にある母親同士、自然と支え合うようになっていった。女性の娘は保育園に通っているが、女性が仕事で遅くなった時は入居者の誰かがお迎えをしてくれたのだ。他にも、ご飯を食べさせてくれたり、風呂に入れてくれたり。逆に、女性の時間がある時は、入居者の子どもの保育園のお迎えなどをした。
(サイトから転用)
このような支え合いは日本には昔からあった「隣組・町内会・自治会」などに代表される仕組みです。そして今では理想と言える「地域の子供を地域で育て守る」という考え方 私の子供の頃は近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんが遊び相手で下校から夕飯までの間、時間を惜しんで遊んでいた。そんな日常が普通だったけど今は違う。核家族化や地方から都市部への上京で地域性が薄れアパート・マンションでは隣住む人の顔さえ分からない。ネガティブな話で申し訳ありません。でも「ペアレンティングホーム」という仕組みはお互いに助け合うことを義理や義務ではない、ごく自然な流れなのです。

私はこう考える
「ペアレンティングホーム」という聞きなれないキーワードから現代社会の歪みみたいな事を改めて知ることになった。この「ペアレンティングホーム」を行政も支援すべきである。ただ老朽化した市営住宅などをリフォームして優先的にシングルマザーやシングルファザーを入居させるのではなく、私だったら民間を活用し「ペアレンティングホーム」を自治体が認定することで入居者へ賃料負担を軽減する施策をしてもいいのではないだろうか?「ペアレンティングホーム」を事業として行う企業は認定により税金を優遇するなど新規参入しやすい仕組みを考えてほしい。
でも行政の仕組みは単純な事を複雑化する傾向があると思う。出来る限り単純化してほしい。

最後に、夫が突然の病で他界・夫婦離婚 その時子供はどうなるのか?家族は?明日は我が身です。
たまには真面目なお話を

総務省統計研修所 シングルマザーの状況
http://www.stat.go.jp/training/2kenkyu/pdf/zuhyou/single4.pdf

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