また、Amazonが新しいサービスとしてカードリーダー式のモバイル決済システム「Amazon Local Register」をスタートしました。
まずは米国内からのスタートみたいですが、Amazonが米国だけでサービスを留めておくはずがない。きっと世界中で利用できることになるだろう。「Amazon Local Register」は端末のイヤフォンジャックに差し込むカードリーダーと無料のアプリで構成されて対応OSはAndroid、iOS、AmazonのFire OS、カードリーダーはVisa、MasterCard、American Express、Discoverのクレジットカードやデビットカードをサポートするらしい。
では、「Amazon Local Register」が優れている点は?それは単純明快です。手数料です。
クレジットカードを利用する方の中にはクレジット決済した金額の100%がお店等に入ると思っている方多くないですか?実は決済金額の数%をクレジット会社やクレジット端末を設置している会社に手数料として払っているのです。知ってましたか?で、この手数料は料率なんて呼ばれていて決済金額が多いお店などは料率が下がったりすることもあるのです。でAmazonが新規参入する市場は既に「Square」「PayPal」2強がシェアを分け合っています。そこでAmazonが戦略として両社よりも低い手数料で勝負をかけたのです。
単純に考えると
100万円の売り上げがクレジットで決済された場合
PayPalの手数料2.75%→27、500円が手数料として支払わなければいけない
Amaoznの手数料2.5%→25、000円が手数料となる 差額の2、500円はお店側の純粋な売り上げとなる。
金額100万円だけれど、これが1000万円 1億円になったらどうでしょうか?
そして、実店舗でも使えるようなツールキットが準備されているので、移動販売(無店舗)だけではなく実店舗でも活用してくれるので、販路は一気に広がる。恐らく無線LANがインターネットに接続されているだけで格安の端末でレジが導入できる。
「Amazon Local Register」の紹介動画
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日本国内でサービスが開始されるのはいつなのか?気になりますが純国産の「Coiney(コイニー)- お店のカード決済をスマホでかんたんに」も頑張っています。ますます激化するモバイル決済。それは実店舗を持たないスタートアップ飲食業や物販などには朗報になるのではないでしょうか?